この記事はこんな方におすすめ!
・老後のお金が心配
・将来、年金はいくらくらいもらえるのか知りたい!
当ページへお越しいただきありがとうございます!
老後の年金、一体いくらもらえる? そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
人生100年時代といわれる今、私も相当不安になり調べました!
年金制度は、会社員か自営業かなど、職業によってももらえる額が変わったりと少し複雑です。
ぜひ私が調べた内容を見ていってください!
職業別にもらえる年金の種類と時期
日本の公的年金は2種類
日本の公的年金は「国民年金」と「厚生年金」の2種類です。
職業によって異なり、以下の図のように2階建てで表現されることが多いです。
(3階部分は私的年金となり任意で加入するもの)
1階部分:国民年金
国民年金は、20歳以上60歳未満のすべての国民が加入するものです。
自営業も会社員も、学生や専業主婦、無職の方も国民年金に加入する義務があり、
「基礎年金」とも呼ばれます。
老後にもらえる年金なので、「老齢基礎年金」と言います!
2階部分:厚生年金
厚生年金は、会社員や公務員などが加入するもので、国民年金に上乗せとなります。
老齢基礎年金に対し、「老齢厚生年金」と言います。
年金がもらえるのは65歳から
年金の受給開始年齢は、原則65歳です!
以前は国民年金が65歳、厚生年金が60歳からだったようですが、2013年度から厚生年金の受給開始年齢が段階的に引き上げられています。そのため現役世代のほとんどの方は、国民年金も厚生年金も65歳から受け取れるものと考えて良いでしょう。
年金受給額の平均はいくら?
国民年金は約5万円、厚生年金(国民年金含む)は約14万円
年金の平均受給額は以下のように言われています。
自営業や専業主婦など(国民年金のみ) :約5万6,000円/月
会社員や公務員など(国民年金+厚生年金):約14万4,000円/月
※厚労省「令和元年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」より
国民年金の平均受給月額は、約5万6,000円です。
国民年金の受給額は、保険料の納付月数で決まるため、20歳から60歳までの40年間きっちり保険料を納めたのであれば、約6万5,000円を受け取ることができます。
厚生年金(国民年金分含む)の平均受給月額は、約14万4,000円です。
厚生年金の受給額は、保険料の納付月数と収入によって決まるため、収入が高いほど受給額も多くなります。男女差があり、男性の平均受給月額は約16万5,000円、女性は約10万3,000円です。
自営業やフリーランス、専業主婦の方の年金額は、約6万円前後/月となりますので、私的年金等で対策を講じる方が多いようです!
年収別にいくらもらえるか(会社員や公務員の方)
先ほど解説した通り、厚生年金は、保険料の納付月数と収入で受給額が変わりますので、実際に支給される年金額(国民年金+厚生年金の合計)は、月額でいくらになるのか年収別にみてみたいと思います。
本来は加入時期によっても計算式が異なり複雑なため、下の簡易の早見表でイメージいただけたらと思います。卒業から60歳定年時までの38年間、厚生年金(国民年金含む)に加入した場合の目安額です。
平均年収は額面で、今現在のものではなく、最初に就職してから退職するまでの全期間の平均額となります。また、年金額には上限があるため、平均年収が750万円以上の方も750万円の欄を参考にしてみてください。
上記の早見表は、一人で38年間国民年金・厚生年金に加入した場合を想定して作成しています。家族(夫妻)がいる場合はその分プラスになりますのでご注意を。
上記の早見表に限らず、50歳以上の方は、「ねんきん定期便」の確認をおすすめします。
60歳まで年金保険料を納めた場合の年金見込額が記載されており、現時点で最も正確な受給額を確認できるツールです。
「ねんきん定期便」の見方について、またいつか投稿したいと思います!
夫婦でいくら?世帯別の受給額例
個人でもらえる年金額も気になりますが、ご家族がいる方は、世帯でいくらもらえるかも大切かと思います。いくつかのパターンで受給額の一例をみていきましょう!
共働き夫婦Ver.
共働き夫婦(会社員)なら、受給額の目安は約28万円くらいのようです。
会社員+専業主婦(夫)夫婦Ver.
会社員と専業主婦(夫)の場合は、、受給額の目安は約22万円くらいのようです。
自営業夫婦Ver.
自営業夫婦の場合、厚生年金がないため受給額の目安は約12万円くらいのようです。
まとめ(時間がない方はこちら)
今回は、だいたい将来に年金がどのくらいもらえるかのイメージについてご紹介いたしました。
夫婦の場合は、
- 共働き(会社員)夫婦:約28万円/月
- 会社員+専業主婦(夫)夫婦:約22万円/月
- 自営業夫婦:約12万円/月
がもらえる年金のイメージになるかと思います。
次は、じゃあ老後はどのくらいお金が必要になるか、2000万必要という政府の発言もありましたが、実際どうなのかを調べてご報告したいと思います!ぜひまた当ブログへお越しください!
(↑↑調べてみましたのでご興味ありましたら、こちらへ ⇨【年金】老後にいくら必要?)
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