この記事はこんな方におすすめ!
・巨大地震の備えは何をすれば良いのか知りたい!
・備えているつもりだが、網羅できているか確認したい!
当ページへお越しいただきありがとうございます!
南海トラフ地震をはじめ、巨大地震と言われる災害級の地震が近30年以内に70-80%起こると言われている中、地震の備えって何をすれば良いのかがわからず調べてみました。
備えあれば憂いなし!とまでは楽観視できませんが、ぜひ一度確認してみてください。
身の安全の備え
家具類の転倒・落下・移動防止対策
寝床のすぐ近くに倒れそうな家具はないですか?玄関までの通路は確保できていますか?ケガの防止や避難に支障のないように家具を配置しておくことがまず大切です。
また、家具やテレビ、パソコンなどを固定し、転倒・落下・移動防止措置をしておくことも必要となります。
転落・落下・移動防止のポイント
- 転倒防止金具などで固定し、倒れにくくしておく。
- サイドボード、食器戸棚、窓などのガラスが飛散しないようにしておく。
⇨飛散防止フィルムを張るなど - 本棚や茶ダンスなどは、重い物を下の方に収納し、重心を低くする。
- 棚やタンスなどの高いところに危険な物を戴せて置かない。
- 食器棚などに収納されているガラス製品(ビン類など)が転倒したり、すべり出さないようにしておく。
⇨開き扉は掛金などで開かないように工夫する、飛び出し防止枠を設置するなど
もっと詳しく知りたい方はこちら→ 家具類の転倒・落下・移動防止対策ページ(東京消防庁)
ケガの防止対策
- ガラスの飛散防止措置をしておく
- 懐中電灯をすぐに使えるように、わかりやすい場所に用意しておく
- スリッパやスニーカーなどを身近に用意しておく(散乱物でケガをしないように)
懐中電灯はちゃんと灯りがつくか、定期的に確認する必要もありそうですね!
家屋や塀の強度を確認
一軒家にお住まいの方は、下記2点も確認しておくと良いかと思います!
- 家屋の耐震診断を受け、必要な補強をしておく。
- ブロックやコンクリートなどの塀は、倒れないよう補強しておく。
初期対応の備え
消火、火災の備え
- 火災の発生に備えて、消火器の準備や風呂の水の汲み置きをしておく
- 住宅用火災警報器を設置して、火災の早期発見に備える
- 普段使用しない電気機器の、プラグはコンセントから抜いておく。
電気に起因する火災の発生を抑制するため、感震ブレーカー(分電盤型)などの防災機器を設置できるとベストですね!
非常用品(持ち出し用)の備え
考え出すと色々なものを用意しておきたくなりますが、まずは逃げることが先決です!大荷物にならないよう、過不足なく用意する必要がありそうです。
大事なポイント
- 非常用品は、置く場所を決めて準備しておく。
- 冬の寒さなど、季節を考慮した用品を備えておく。
- スマートフォンの予備バッテリー(PSE マーク付)など、必要な電源を確保しておく。
非常持出品(持って逃げる用)
両手が使えるリュックサックなどに、必要なものをまとめて置いておく。
飲料水・携帯ラジオ・衣類・履物・食料品・マッチやライター・貴重品・懐中電灯・救急セット・筆記用具・雨具(防寒)・チリ紙など生活に欠かせない用品です。
非常備蓄品(家に備えておく用)
地震後の生活を支えるもの、一人最低3日分程度(食料品等)
- 停電に備えて : 懐中電灯・ローソク(倒れにくいもの)
- ガス停止に備えて : 簡易ガスこんろ・固形燃料
- 断水に備えて : 飲料水(ポリ容器などに)※1人1日3L目安
可能であれば、備蓄品は1週間分あるとより安心との意見もあるようです!
地震発生後の行動の備え
家族で話し合っておく
地震発生後、パニックになることが想定されますし、発生時一緒にいられるとも限りません。そんな状況も想定して、簡単な決め事を話し合っておくことが大切です。
- 家族が離れ離れになった場合の安否確認の方法や集合場所を決めておく
- 家族で避難場所や避難経路を確認しておく
- 地震が発生した際の動きをシミュレーションしておく(初期消火、避難経路確保など)
お隣やご近所さんとも普段の付き合い(挨拶だけでも)を大切にしておくことも大切かもしれませんね!
地域の危険性を把握しておく
ご自身が住んでいる地域が災害時どのくらい安全なのか、自治体の防災マップ等で、地域危険度を確認しておくのも良いかと思います。
また、近くの避難場所まで実際に歩き、災害時に周辺の危険箇所を把握しておくのも良いかもしれません。
防災知識を身につける
テレビやインターネット、新聞、ラジオなどから、防災に関する情報を収集し、正しい知識を身につけておくことも大変重要かと思います!
また、消防署などが実施する講習会などに参加するのも素晴らしいですね。
大きな地震の後に、同程度の地震が発生する可能性があることも知っておく必要がありますね!
防災行動力を高めておく
どんな備えていても、大切な人が地震の際、ケガをしてしまうことも想定されます。
日頃から防災訓練などに参加し、救出、応急救護、避難要領、消火訓練などの知識を身につけておくというのも素晴らしい備えになるかと思います。
まとめ
地震に対する備えとして、いくつかの角度からご紹介させていただきました。
今回は東京消防庁が発信されている情報を元に書かせていただきましたが、
まとめたものが下の頭「地震に対する10の備え」となります。
今回調べてみて、私自身全く備えができていませんでした。
巨大地震、起こってほしくはないですが、起きる時は突然やってきます。
少しでも被害を少なくするために、家族で乗り越えられるように、今からできる備えをしっかりやっていきたいと思います。
コメント